こんにちは。杉澤デンタルクリニック行徳の石丸です。
だんだん夏の暑さとは一変して涼しくなってきました。夏から秋に変わると、日照時間が減って明るい時間が夏よりも減ります。秋の日照時間は「セロトニン」という精神を安定させる物質が一番活性化させる時期とされています。
セロトニンが活性化することで食欲が増すということから“食欲の秋”と言われるようになったそうです。
そんな最近はスーパーに行くと、秋刀魚・栗やマツタケが並んでいるのを見かけます。それらをみかけて秋を感じさせられる今日この頃です♪
そんな今回は、抜歯した(歯を失った)あとそのままにしておくとどうなるのかをお話したいと思います。
そもそも歯の役割って…?
✓味覚(=味わう場所)
歯がなければ味わうことはもちろん、歯ごたえも感じることができなくなります。
例えば、「このお肉やわらかくておいしい~♪」「いや、かたくてイマイチ…((+_+))」といったように噛みごたえも感じられるのは、歯は味わう機能をもっているからです。
✓食べ物を噛み砕く
食べ物は、お口の中に含んだらまず噛み砕きます。それから飲み込みます。
歯は人間、いや生き物として重要な機能をもっているのです。
✓元気の源!力をだす…!!
ボクシングなどでパンチをするとき、奥歯がなければ100%の力をだせないとされています。
奥歯があることで思いっきり噛みしめてパンチをすると力を込められると言われています。なので、力をだすために歯は大事な存在となります(^^)
※歯にかなりの負担がかかることになるので、マウスピースの着用は必要です。
✓滑舌(発音の手助け)
例えば、何らかの理由で前歯を抜くとします。
前歯が抜けたままでいると見た目も恥ずかしいと思います。ですが、友人とお話していると失ってしまった前歯から空気が抜けてしまい、うまく喋れない!なんてこともあるのです。
なので、歯は日常でなければならない重要な役割を果たしているのです。
歯を抜いたまま放置しておくとどうなるの…?
✓食事を楽しめなくなる
しっかりと噛みあうことができなくなると、食べ物の歯ごたえを感じにくくなるので味気のないお食事になり、十分にお食事を楽しむことができなくなります。
✓内臓に負担がかかってしまう
歯を失うと歯と歯は隣と押し合って支えあっているので、一本でもかけてしまうと歯並びや噛み合わせが崩れてしまいます。
そうするとしっかりと食べ物を噛み砕くことができなくなるので消化をしにくくなるのはもちろん、内臓への負担はかなり大きくなってしまいます。
✓力がうまく入らなくなる
奥歯を失ってしまい、そのままにしているとしっかりと噛みしめることができなくなります。大事なスポーツの試合などでうまく力をだせないことにもつながります…。
✓発音の低下
さきほど上記にも書きましたが、前歯が抜けたまま放置してしまうと空気が抜けてしまい発音力が低下してしまいます。
歯を失うことで起きる不具合4ケース(´・ω・`)
➀欠損歯(失っている歯)が多ければ多いほど歯を支えている骨も痩せてしまい、顔の歪みも感じてしまうことがある。
②歯が倒れたりすることによって全体の噛み合わせが悪くなる。
③失った歯の両隣の歯が隙間を埋めようとして傾いてきてしまう。
④噛み合う歯がなければ対合する歯(噛み合っていた相手の歯)が伸びてしまう。
まとめ
歯を失ってしまうことで噛み合わせのバランスなどが狂ってしまい顔の歪みを感じることにつながってしまう恐れや内臓疾患を引き起こしてしまう危険もあります。
そうならない為に毎日の歯ブラシはもちろん、歯ブラシでは限界があります。
ですので、とりきれない汚れを定期的に歯医者さんで歯のお掃除「クリーニング」をすることをオススメしています!
杉澤デンタルクリニック行徳では、患者さまのお悩みを聞くことを心がけています。すこしでも気になることや不安なことがありましたらお気軽にご連絡ください。